33万4980円払ってサンリオイングリッシュマスターのファーストペンギンになってみた話
こんにちは。はじめまして、メェ子です。
突然ですが、サンリオイングリッシュマスターを買いました!
今の時代、英語のアニメなんてYouTubeでいくらでも見ることができますよね。
そんな中、なぜ約33万円払ってサンリオイングリッシュマスターを購入したのかについて今日は書いていきます。
最初はYoutube動画中心だった
SEMの33万4980円が高いと思うかどうかは人それぞれだと思いますが、我が家では十分“高額英語教材”に入る金額です。
子どもが生まれたばかりのときは「今の時代YouTubeがあるわけだし、高い英語教材を特別に買う必要もないよね」と思っていました。
Twitter(現X)を覗くと「我が家はYouTubeでそこそこ話すことができるようになりました」って書いている人がいたし…。
実際、子ども(メェ太)が0歳の間はサンリオイングリッシュマスターはじめ、有名なディズニー英語システム(DWE)やミライコイングリッシュなどなど有名な英語教材の資料請求は一切したことがありません。
それだけじゃなく、家に届いたDMすら読まずにポイポイポ〜イと捨てていました。どちらかというと興味があったのは英語絵本の読み聞かせです。
だって、YouTubeで見れる"Super Simple Songs"のクオリティがものすごーーーく高いんだもの。
"CoComelon"や"Yakka Dee"など、知られている乳幼児向けの英語チャンネルは他にもありますが、どれを見ても「えええこれが本当に無料でいいの!?すごい時代だ…」と思いました。
高額英語教材と比べて引けを取らないどころか正直追い越してると感じるくらい映像が綺麗!!!
歌詞と映像はきちんとリンクしているし、割と覚えやすいし、子どもの受けもいい。もうこれでいいじゃん!!!!と思っていたわけです。
ちなみにこの頃は“Super Simple Songs”をよく見せていました。理由はメェ太の食いつきが1番良かったから。あと、歌の曲調が一定じゃなかったりキャラクターも毎回違ったたりして、私が見ていて飽きなかったのも大きいです。これけっこう大事…笑
「〜した方がいいよ」育児の先輩でもある友人から言われた“忠告”
そんなこんなで「我が家はYouTube動画でおうち英語をやるぞ」と思っていた私。ところが、あるとき子育ての先輩でもある友人からこんなことを言われたわけです。
「YouTube見せるのやめといた方がいいよ。今はいいけど、2歳頃になると自分でチャンネル選べるようになって、ハマり方が心配になるレベルだから」
どちらかというと大雑把な性格の友人からこんな忠告をされると思っていなくて驚きました。普段の友人だったら、「大丈夫さ〜!考えすぎよーw親の与え方次第だって!」って言うような人なんです。実際、最初はそう言っていました。
そんな友人が「YouTubeを見せてたのは失敗だった」と言っていたのがきっかけで、YouTubeから離れることを考えはじめました。
その後すぐに今度は夫の同僚から「うちの子1歳10ヶ月なんだけど、朝起きたらまず“ぶ!ぶ!”って言ってYouTubeを見たがるんだよ」という話を聞いたのも大きいですね。
…YouTube、楽しいもんね。私も気づけば長ーーーく見てしまいがちです…(~_~;)
そうそう、今、メェ太(1歳6ヶ月)にはYouTubeは全く見せていません。実は1歳5ヶ月の頃までは見せていたのですが、「ティビ、ティビ(TV)」と自分からおねだりするようになってきたので、これは危ないと思ってAmazon Fire TV Stickをテレビから引き抜きました。
DVD探しの旅
友人からの忠告によって、DVD探しの旅がはじまります。
"Super Simple Songs"はすぐに買いました。問題はそれ以外のDVD…。
「そしたらもうサンリオイングリッシュマスター買うか!」…とはなりません。
このときもまだ高額英語教材を買うつもりはありませんでした。「英語圏の子ども向けアニメでメェ太が好きなものを買おう!」と思っていたんです。でも、ここで大きな壁にぶつかります。
英語圏の子ども向けアニメはかなり調べて、3歳児以降くらいからのものは見つかるのですが…1歳児向けのものがないーーーーーーーーー!
メェ夫(心理学者)いわく、赤ちゃんは今自分が欲しい情報に集中することができて、自分で自分のレベルを管理できるそうです。レベルが合っていないと見ないということらしいです。
一度大好きな車がたくさん出てくる"Tayo the Little Bus"というアニメを見せたときに思ったほど見なかったのはそれが理由だったんだなと思いました。
だから、レベルは1番大切にしたいと考えていたのですが…肝心の!アニメが!全くない!!!
これが高額英語教材に手を出した1番の理由です。
この時期はアニメより大人からの言葉かけから1番学びとる時期だもんね。そりゃアニメないよね〜。
ちなみにいろいろ調べた結果、"グーミーズ(GOOMIES)"というDVDは買いました。
これ、日常で使えそうな言葉・単語が3分にまとめられた動画が30本入っていて、かなりオススメです!
我が家は歯磨きのときの暴れ防止に見せています。
高額英語教材選びの旅
1歳〜2歳くらいっていうと、言語をどんどん吸収&獲得する時期。
だからこそこの時期にどうしてもメェ太(1歳児)のレベルに合ったアニメを見せたくて、遂に高額英語教材を考え始めます!!!
有名なのはディズニー英語システム(DWE)、ミライコイングリッシュ、今年(2023年)始まったばかりのサンリオイングリッシュマスター(SEM
)。とりあえず全て資料請求をしてみます。このとき、メェ太1歳5ヶ月。
歴史のあるディズニー英語システム
資料請求してみてわかったことは、DWEは音楽で楽しんで構文を覚えるというイメージで、歴史がある分効果が出た子どもが実際にいること!これはかなり魅力的。
ただ、「DWEは飽きて見なくなる」という挫折意見を割と見るのが引っかかりました。
実際見てみるとわかるのですが(YouTubeにも動画が上がっています)、映像の動きが最小限に抑えられています。アニメというよりは紙芝居を見ているような感覚です。
“学習的側面”から見ると、動きの多い他のアニメと比べて確かに英語と映像がリンクしやすくて分かりやすいです。とても。
でも、見るのは子どもなんですよ。
“娯楽的”に見ると……うーん。
DWEに本気で取り組んでいる方の中には飽き防止で最初からDWE以外見せないようにしている人もいるようです。
我が家は既に"Super Simple Songs"を見せていたので、飽きると思いDWEは選択肢から外しました。
0が1つ少ないミライコイングリッシュ
ミライコイングリッシュはなんといってもお値段が魅力的!
私が資料請求したときは確か58000円くらい。2023年9月13日に映像を新たに15本加えて10000円ほど値上げしたようですね。それでも68600円と、他の英語教材と比べると良心的です。
そしてすごいのがアニメがきれいなこと。内容も面白い!メェ太もハマってみていました。
ただ、サンプルDVDの内容がキャラクターがそれぞれ将来の夢を語っている内容で、今のペン太には少し早いような…。
全15枚のうち1歳向けのお話がどれくらい入っているのかがわからなくて今回は見送ることにしました。
公式では対象年齢は0歳〜となっているみたいですね。
ただ、英語教材って「掛け流しするのも意味あるんですよ!」ってことでなのか、大体対象年齢が0歳〜になってるんですよね。これどうにかならないのかなぁ。
実際に購入した方が内容的には3歳くらいからがオススメと紹介していたのを見て、今じゃなくてもいいのかなと思ったのでした。
歴史は浅いが最新のサンリオイングリッシュマスター
サンリオイングリッシュマスターは、2023年できたてほやほやということもあってネットに情報がほとんど転がっていません。
むしろTwitter(現X)では第一弾の無料サンプルDVDに入っていた「I Lost Do on My Clarinet」という曲の映像が不評だったようで、割とネガティブな意見をよくみました(・_・;
でも、「最新の教材なわけだし、もう少し詳しく知りたい!」と思って資料請求することにしました。私が受け取った無料サンプルDVDは第三段です。
アニメは、とっても綺麗。ミライコはどちらかというと平成のアニメ、こちらは令和のアニメって感じです。画質がすんごくいい。
そして肝心の内容ですが…ドストライク!1歳児にちょうどいい感じ!DVDの内容が"日常"をテーマにしているだけあって、すごい身近なんです。
好印象だったので無料体験もさせていただきました(資料請求して届くサンプルDVDとは別です)。
無料体験では、実際の教材を見せていただくことができます。
私が見せていただいたのは Stage1のGrade1の1話目だったのですが、人によっては「ちょっと簡単すぎるんじゃな〜い?」って思う人もいるかもしれないなと思いました。
でも簡単だからこそ親がそのまま真似しやすい。身近だからこそ何度も使えるような言葉がたくさん散りばめられていました。
それから、視聴者である子どもに質問を投げかけたり、先生(?)と一緒に動いたり。
サンリオさんはアウトプットをさせようと頑張っているのが伝わってきました。
一瞬だけど親子で触れ合うコーナーがあるのも好きなポイントでした。ちょっとでもDVDを見せて放置する罪悪感を消してくれます(笑)
ただ…絵本はもう少し頑張ってほしかった…!
タッチペン式なのですが、音が鳴らないところがけっこう多いんです。例えば同じページにイルカと鯨が描かれているのに、「dolphin」だけ鳴るとか。なぜ鯨描いた…?笑
どこを押しても音が鳴る"まいにちのことばずかん1500"に慣れていたメェ太は、サンリオの絵本は鳴らないところが多く感じでペンではほとんど遊びませんでした。
それでもDVDの内容が魅力的だったので購入することに。
わかりにくいのですが、ミライコイングリッシュは1枚のDVDの中に1話(約30分)入っています。全15枚なので、15話分で68600円です。
一方サンリオイングリッシュマスターは1枚に5話(約20分×5)入っています。全16枚なので80話分で33万4980円です。
1話あたりの値段はミライコ4573円、サンリオ4187円で、あまり変わらないというか。え、むしろサンリオが安い!?!?のか!?!?
サンリオはこれに絵本やおもちゃがつきます。
けっこう頑張ってる値段じゃないですか?
ただ!!!!!
Stage2(対象年齢3歳くらいっぽいなと感じました)を見るのは少し先になりそうなので、そのときペン太が見てくれているのかは微妙なところです。
3歳くらいはハマるもの、好き嫌いがはっきりしてくるので…見てくれてるといいなー。最悪見なかったときは、私が勉強用に見ます。笑
結論
つまるところサンリオイングリッシュマスターは子どもが1歳児で、日常生活で私も英語を使いたいけどどう言ったらいいかわからない私のような人に打ってつけでした(^-^)
頑張ればアニメで予習して、実生活で復習するようなサイクルができあがります。これがサンリオイングリッシュマスターの最大の魅力のように感じました。
ただ、このサイクルを意識しすぎて"勉強感"が出ないように注意は必要です。あまりにも押しが強いと、子どもって敏感に感じ取って「やらされてる」「やりたくない」って思いますよね。まぁこれはどの教材でも同じか。
値段が値段なのでつい力が入ってしまいそうですが、日本語のDVDを見ているような雰囲気でメェ太に接したいなと思いました。