人生1回メェ!

人生1回メェ!

人生2回目のように生きたい迷える子羊の雑記

サンリオイングリッシュマスターを購入して実際に絵本を使ってみた感想

こんにちは。メェ子です。

最近、高額英語教材の一つであるサンリオイングリッシュマスターを買いました。

手元にあるStage1(Grade4つ分全12冊)全ての絵本に目を通したので、今日は感想を書いていきます。

なお、参考までに子ども(メェ太)は1歳8ヶ月です。

サンリオイングリッシュマスターの絵本の全貌

サンリオイングリッシュマスターには各Gradeに3冊ずつ絵本がついてきます。Stage1はGradeが4つあるので、全部で12冊です。

①HI! I'm Eddy!
①Round and Round
①Let's trace ABC
❷Hide and Seek
❷Present
❷ "Found it!
③Numbers
③SHAPES
③What can you see?
❹ ARESTAURANT
❹"Eddy's Day
❹Activities with Eddy

お話の内容はDVDとは違いますが、DVD のどこかで出てきた単語やフレーズが登場します。

同じフレーズを違う場面で繰り返して使うところを見せることで、定着を図る仕組みになっているようです。

詳しい内容は以下の通りです。

①HI! I'm Eddy!
→I'm ⚪︎⚪︎. I like △△.My favorite food is △△. Nice to meet you.の繰り返し

①Round and Round
→What's this?とくるくるした物の名前の繰り返し

①Let's trace ABC
→アルファベットとそれに関連する物の名前(A…appleなど)

❷Hide and Seek
→Where is ⚪︎⚪︎? I'm here!の繰り返し

❷Present
→Here you are. It's ⚪︎⚪︎. What a cute △△!Thank you!の繰り返し

❷Found it!
→Let's find ⚪︎⚪︎. Where is △△?の繰り返し

③Numbers
→数字と物の名前(書かれている数分、物が描かれている。タッチすると物の名前がわかる)

③SHAPES
→形の名前と物の名前(CIRCLE…donutsなど)、Find the ⚪︎⚪︎!の繰り返し

③What can you see?
→What can you see?の繰り返し。空、山、森、川、花を見たときの大体の物の名前(空…the sun, clouds, a rainbowなど)

❹RESTAURANT
→What would you like? I'd like 〜.の繰り返し。食べ物の名前

❹Eddy's Day
→It's ⚪︎⚪︎ o'clock.を学ぶ。起きてから寝るまでの1日の流れが描かれている。その他eatやplayなど日常生活の基本的な動詞、"Let's 〜."といった使いやすいフレーズも学ぶことができる

❹Activities with Eddy
→蝶々を追いかける話。過去形が出てくる。これまでの絵本+DVDの総復習という感じで、決まった決まり文句は特にないように感じる

全ての絵本にアウトプットの工夫がなされていました。

読者(子ども)はただ聞くという感じではなく、質問を投げかけられて答えていくイメージです。

"What is 〜?"や"Where is 〜?"などの基本的なフレーズを勉強感なく自然と覚えることができそうです(^-^)

令和の新常識。全ての本がタッチペン対応

全ての本がタッチペン対応で、専用のペンでタッチすると音が出ます。

タッチペンを使うメェ太

一度タッチすると、その部分を読み上げ終わるまでは別の場所をタッチしても読み上げてくれないようになっています。

ですので、例えば"りんご、れもん、葡萄、葡萄"と連続でタッチしても"a,l,g,grapes"となりません。地味にうれしいポイント(^-^)

メェ太は今、朝起きたら最初にサンリオの絵本を開いてペンで遊んでいます。
自分で選んで反応がもらえる仕組みは強化されやすいそうです(メェ夫談)。

そうそう、ペンの音が最大音量にしても小さいと一時期話題になっていましたね。我が家には最初から改良版が届いたのですが、特に気になりませんでした(^-^)

実際に使ってみて

Grade1はおうち英語をしている人にはちょっと優しめ。でもそれがいい

内容は全体的に優しく感じました。

我が家はサンリオイングリッシュマスターを購入する前(メェ太0歳10ヶ月頃)から海外の絵本を取り入れていたのですが、最初にサンリオさんの絵本を見て思ったのは「これ、DVDと比べて簡単じゃない?」。

ディズニー英語システムズの絵本を見たことがありますが、比べるとサンリオイングリッシュマスターの絵本ははるかに簡単です(少なくともStage1は)。

なんていうか、単調。
Stage1は物語というよりは同じフレーズを繰り返していく展開が多いです。

親としては物足りなく感じる方もいるかもしれません。実は私も最初、「これで大丈夫なのかな」と思いました(笑)

でも2ヶ月使ってみて、易しいからこそ子どもが自分から読むし、単調だからこそ場面がわかりやすいし、定着する感じがします!

海外の低年齢向けの絵本との違いは、英語圏の子ども達の場合自然と覚えて絵本に登場するまでもない内容が出てくることです。

例えば「①HI! I'm Eddy!」の内容。

「こんにちは!ぼくの名前は⚪︎⚪︎!△△が好きだよ。好きな食べ物は△△。よろしくね」というやりとりが何度も続いて最後に「よろしくね」で終わります。
こんな絵本、日本語だと当たり前すぎて見ないですよね(•_•;;

サンリオさんの絵本では、こういう当たり前の表現や、findなどのよく使う動詞・単語を繰り返してくれます。単純なので親も生活で使いやすいです。

何度も同じ音と場面を体験して言葉を覚える1歳頃にはぴったりだと感じました。

一方で3歳頃にはもう幼い気がします。
なぜかというと3歳頃の子どもはもう「物語」を読むからです。

サンリオイングリッシュマスターのStage1の絵本にも物語は一応登場しますが、ちょっと複雑さに欠ける気がします。

Stage2の絵本が先日届いたのですが、そちらは3歳からでもバッチリでした。

0歳10ヶ月頃からおうち英語をしていたメェ太(1歳8ヶ月)の反応

メェ太の様子ですがGrade1の本はちょっと優しいのか実際ほとんど読んでいません(笑)

しかしながらGrade2以降は「Hide and seek」以外読んでいます。

「Hide and seek」は既に理解している"Where is 〜? I'm here!"の繰り返しだけなので基本的には見ません。

それ以外の本は、知っている重要表現(例えば"Let's find ⚪︎⚪︎.")でも知らない単語がけっこう出てくるからかよく見ています!

Grade4は「これ理解できるようになったらうれしいな」というレベルの本が登場して、読ませていないものも出てきます。

読めるようになるのが楽しみです(^-^)

残念だったところは2つ

さて、ここまでいいところをベースに紹介してきましたが、
残念だったところが2つあります(´Д` )

ひとつめは描かれているイラスト全てにペンが反応するわけではないこと…!

これは購入前の無料体験でわかっていたことなのですが、やっぱりかなりショックです(T-T)

例えば1ページにイルカとくじらが描かれていたとして、イルカは"dolphin"と音が出るのにくじらには反応しないのです。

音が鳴る場所と鳴らない場所がある

ちなみに上の写真のページだと、空、雲、海、カモメ、船、船の上の小物にも反応しません…(;_;)

音が出ないならなぜ描いた???と思う箇所がちらほら…というレベルではなく、かなりあります。

"まいにちのことばずかん1500"に慣れていたメェ太は、「全然鳴らない!」といわんばかりにもやもやしているのが見ていてわかりました。

まいにちのことばずかん1500

本に興味を持ってやってみる度にもやもやして、最終的に絵本を触らなくなってしまいました(初期の話。今は触っています。どうやって読むようになったのかは後述します)。

これだったら鳴らない箇所は描かない方がいいような…?


ふたつめは、効果音があまりついていないこと。

効果音がついているところもあるのですが、私とメェ夫は少ないように感じました。

効果音を聞きたくてペンで遊んでいる姿もよく見るので、この点もちょっと残念です。

でも、ひょんなことから手に入れた効果音満載のカードをスライドさせる機械よりメェ太はこちらをよく使っています。

やっぱりペンの方がとっかかりやすく反応がはやく返ってくるからかもしれません。

効果音満載のカードをスライドさせる機械

割と高い金額を払って購入するので、この2点は期待していただけにショックを受けました。

絵本を読まない…!読むようになるまでに工夫したこと

絵本を触らなくなってしまったメェ太。
他の絵本のときは「あ〜あんまり趣味じゃなかったんだね〜」くらいに思えていたけれど、さすがに33万円も出したものだからショックでした(笑)

かといって無理に読ませようとするとサンリオの商品自体嫌いになりそう…(´Д` ;)

そこで本棚のペン太の目線の高さにサンリオの絵本のみを置くことにしました。

これだけです。

本棚

すると目につきやすいからか手にとることが出てきました。

メェ太が自分から私やペンに絵本を持ってきてくれたときだけ、タッチペンを使って一緒に遊びます。

そうしているうちにサンリオの絵本やタッチペンの仕様にも慣れてきたのか、今では1日1回はサンリオの絵本で遊んでいるところを見ます(^-^)

よかった…!

ちなみに絵本は今見ているDVDに対応するものだけ…ではなく、全冊置きました!

これまでメェ太には大体1〜2ヶ月に2冊ずつ英語・日本語の絵本をプレゼントしていたのですが、サンリオイングリッシュマスターの絵本を一気に与えるので、そちらはストップすることにしました。

新しい本が増えなかったのも、サンリオの絵本に手を伸ばした理由の1つかもしれません。

今のところしばらくは新しい絵本の追加は考えていません。

結論

サンリオイングリッシュマスター(Stage1)の絵本は、日常生活でよく使える基本をギュッと詰め込んだような内容でわかりやすいです。

また、絵本が12冊もあるので、日々飽きずにいろいろな絵本を手にとってくれます。「自分で選んで、自分でタッチして、音が出る」というハマりやすいサイクルができているように感じます。

描かれているイラスト全てにタッチペンが反応しないところや効果音が少ない点といった残念だったところを改善できたら、さらに・かなり魅力的な絵本になったと思います。

価格を1〜2万円くらい高くしてもいいから、全て音が出るようにしてほしかったです。

サンリオさん、これだけで子どもの食いつきがかなり変わると思います。サンリオさん、改訂を切実にお願いします…!